○ IC-756PRO3 Yoshiさん
今回、IC-756PRO3とPW-1の組み合わせを、新しいサイクルの始まりに期待を込めて導入しました。
まず同じアイコム同士の新コンビは特にメインバンドを持たず、コンディションに応じて各バンド間の行き来が多い私にとっては、クイックQSYを可能にしてくれました。
まだQSO数は限られていますが、すでにPRO3の受信能力は775に比較すると大きく進化していることを実感しております。
775ではあきらめていたような状況でも、ノイズやQRMに埋もれそうな信号をPRO3のDSP各機能を活用することにより、2WAY QSOを可能にしてくれる場面を体感しております。
唯一、775の機能で勝っていると感じているのは、SUBダイヤルの存在です。
PRO3ではVFOは一つであるため、メインとサブの周波数を変化させるにはMAIN/SUBの切り替えスイッチを押してどちらかを指定する必要があります。
スプリットでDXを追っかけているとき、間違ってメインの周波数を動かしていまうことが何度かありました。
でもこれはそのうち慣れれば大丈夫かな?と思っております。
しかしながら、トータルとしては、PRO3はDXingを楽しむ上であればいいなー!と思える機能が満載されたコストパフォーマンスに大変優れたリグであるという印象は確かです。
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ
オールモード機
■商品名は画像・スペック・通販ページへ
■レビュー閲覧は、レビュー→からどうぞ。
※ブログ内検索機能を使っているため、レビュー内に該当機種名が含まれているものは全て表示されます。
IC-911 (IC911) VHF/UHF帯マルチマシン ■レビュー→こちら
IC-7000 HFオールバンド+144MHz+430MHz 100W ■レビュー→こちら
IC-7000M HFオールバンド+144MHz+430MHz 50W ■レビュー→こちら
IC-7000S HFオールバンド+144MHz+430MHz 10W ■レビュー→こちら
IC-7400 HFオールバンド+50MHz+144MHz ■レビュー→こちら
TS-480HX HF/50MHz ■レビュー→こちら
TS-480DAT HF/50MHz ■レビュー→こちら
TS-480SAT HF/50MHz ■レビュー→こちら
TS-480VAT HF/50MHz ■レビュー→こちら
TS-2000S HF/50/ 144/430MHz ■レビュー→こちら
TS-2000SX HF/50/ 144/430/1200MHz ■レビュー→こちら
TS-2000V HF/50/ 144/430MHz ■レビュー→こちら
TS-2000VX HF/50/ 144/430/1200MHz ■レビュー→こちら
IC-7800 HFオールバンド+50MHz 200W ■レビュー→募集中
IC-756PRO3 HFオールバンド+50MHz100W ■レビュー→こちら
FT-450 HF/50MHz ■レビュー→こちら
FT-450M 50Wタイプ ■レビュー→こちら
FT-450S HF 10W/50MHz 20Wタイプ ■レビュー→こちら
FT-950 HF/50MHz ■レビュー→こちら
FT-950M 50Wバージョン ■レビュー→こちら
FT-950S 10Wバージョン ■レビュー→こちら
FT-817ND HF/50/144/430MHz 5W ■レビュー→こちら
FT-857DS 20タイプ ■レビュー→こちら
FT-857DM 50Wタイプ ■レビュー→こちら
FT-857D ■レビュー→こちら
FT-897D 100W ■レビュー→こちら
FT-897DM 50Wタイプ ■レビュー→こちら
FT-897DS 20Wタイプ ■レビュー→こちら
FTDX9000MP 400Wバージョン ■レビュー→こちら
FTDX9000D 200Wバージョン ■レビュー→こちら
FTDX9000コンテスト 200Wカスタマイズバージョン ■レビュー→こちら
FT-2000 HF/50MHz 100Wバージョン ■レビュー→こちら
FT-2000D 200Wバージョン ■レビュー→こちら
FT-2000S 10Wバージョン ■レビュー→こちら
FT-2000M 50Wバージョン ■レビュー→こちら
IC-7200 HFオールバンド +50MHz 100W ■レビュー→募集中
IC-7200M HFオールバンド +50MHz 50W ■レビュー→募集中
IC-7200S HFオールバンド +50MHz 10W ■レビュー→募集中
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ
○ IC-756PRO3 モニモニさん
電源を入れてまず最初に感じたのは「静寂感」。
以前の2台にも増して感じました。
受信性能の向上は、プリアンプをOFFにした状態が以前のリグでONにしたレベルのように感じます。
現在、通常ではOFFにして使用しておりますが、ONにして1.2と切り替えても、ただ「雑音が増す」といった安物のプリのイメージはなく、静寂感を保ちながらしっかりと信号が浮き上がるので、場面場面で有効に利用する優位さが気に入っております。
外部スピーカーは必須アイテムかと思います。
内蔵スピーカーは音質が単調で、聴き疲れしてしまいます。
リグと同サイズで、ということにこだわらないならIC-7800用となってはおりますがSP-20をお奨め致します。
口径が大きく音質調整が出来るものが断然快適です。
送信音質の調整は機器内の「モニター」機能はあまりアテにならないので、ローカル局にワッチしてもらいながやりましょう。
純正以外のマイクとの組合せだとマイクゲインつまみが小さい分、調節が結構シビアなようです。
私は通常時はALCオン、Compはオフ、WIDEで運用しております。
どうも内蔵コンプレッサの音質はイマイチで好きになれません。
音声レポートはローカル局だけでなく、コンデションがよい時に近距離局にもレポートを貰いながら微調整するのがFBかと思います。
不満は、液晶モニターの表示デザインの選択肢が少なくカスタマイズも出来ず、デザインがどれもダサいこと。
どなたかも書いておられましたが、目に優しくない表示も気になります。
表示色や照度等細かい設定が望まれるところです。
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ
○ IC-756PRO3 かわせさえきさん
CQオームさんからどーんと送られてきて一年以上経ちました。
当時はIC-756と平行して使用していくつもりでしたが、長く使えば使うほどその違いがはっきりしてきて、結局IC-756はクラブに寄付してしまいました。
まわりでもPRO3を購入された局がずいぶんと増えてきて環境での性能比較も出来るようになってきています。
ほぼ初期のロットに近いにもかかわらず、全く故障は無く満足して使っていますし、コンテストの時に近い周波数に強い局が出てきてもその影響を、ものともしない性能にはほれ込んでいます。(50MHz)
この受信性能とスペクトラムスコープの組み合わせはまさに鬼に金棒だなぁ と思っています。
あとは何と言っても2年保証は心強いです。
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ
○ IC-756PRO3 ペケ
・PROⅢで一番改善されたなと感じたのがプリアンプでした。PROⅡに比べ てノイズの中から信号が浮かび上がるように出てくるという感じです。ノイズ と信号が別々に分かれて・・というのでしょうか?プリアンプを入れた時の騒 がしさが少なくなって快適感がアップしたと思います。
・ローバンド(3.5~7MHz)において、隣接周波数からの影響を受けにくくなっ ていると感じます。同じアンテナでもPROⅢの方がバンドが僅かですが静か になったように感じます。これは長時間ワッチした場合には大きな差になると 思いました。
・周波数表示は小さくなりますが、スコープとデジタルマルチメーターの同時表 示設定は便利です。バンドの状況、無線機の状況、アンテナの状況がリアルタイムで把握できる安心感があります。
・18MHz以上のHFハイバンドでは、プリアンプ以外の差は私には感じられませんでした。
・他でもレビューされていますが、50MHzの感度はPROⅢの方が良いと感じます。聞こえる/聞こえないという差ではありませんが、状況によってはラグチューが快適/ちょっと苦しい・・・くらいの差にはなると思います。
・時計の表示が2つ出来るようになりました。JSTとUTCの同時表示が可能になり、これは意外に便利で喜んでいます。
・個人的な感想ですが、良くも悪くも「アイコム」の音質です。内蔵スピーカー での長時間ワッチは疲れる感じですが、市販されている(オーディオ用も含め)好みの外部スピーカーを使う等工夫すればかなり改善されると思います。
私のアンテナについて付記しますと、アパマンであり約8メートルの釣竿アンテナをAH-4でドライブしているという環境です。大型アンテナの使用では、また違った感想になるのかも知れません。
私の環境では、PROⅡで聞こえなかった物がPROⅢで聞こえるようになるというものでは無いように思えますが、快適度はかなり上がるように感じました。とても満足して使っています。
尚、もともとはIC-7400を使っていましたが、PROⅢを入手して改めて7400のパフォーマンスの良さを認識しました。スコープ等、PROⅢが勝るところも多いのですが、逆に値段等を考慮すると7400恐るべしという感じです。逆にノッチ等はPROⅡ、Ⅲよりも鋭いかも知れない・・・と感じる程です。新発売されたIC-7000はどうなんだろう・・と期待しています。
以上、私見だらけ、文科系ハムの私の感想でした。ファジーな表現ばかりで申し訳有りません。。。
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ
○ IC-756PRO3
私は今までIC-756(初代機)使用しておりましたので、756PRO、PRO2での改善点も含まれるかもしれません。(ご容赦ください)
数値的なものではなくフィーリングですが、絶対的な受信感度は大差無いように感じます。しかしながら、近接に強力な信号があるときの影響はかなり減ったように感じます。今まではヘッドホンをしていてギリギリの信号が聞こえていても近くの周波数に出ている同じぐらいの強さの局に影響を受けて聞こえなくなることが多々ありました。(コンテスト時など混雑している状況での弱い信号を私はスピーカーでは聞き分けることは出来ません)
また、756のプリアンプ1、2の違いは単純に増幅度が違うだけのアンプという感じでしたが756PRO3のプリアンプは明らかに1と2の質の違いを感じます。1の場合はある程度の受信感度を確保した上でS/Nが良く感じます。
Sメーターの振れは、殆ど同じと思われます。(SGから信号を入力してみましたがほぼ同じに設定されていると思われます。)
ディスプレィに関しては調整してもコントラストが強すぎます、正直に言って初代の756のディスプレィのほうが長時間(コンテストなどの運用などの際)使用したときに疲れないと思います。いろいろ、パターンを選べるのはいいですがもう少し配色を考えてくれたら良かったのにと感じました、目が疲れます。(優しい色がありません。)
送信に関しては、同じに100W ベアフットで使用していますので、特に違いは感じませんでした。送信音質は初代756も遜色は無いようです。(マイクはSM-20、HM36など純正のみです。)
756PRO3は購入して充分に満足できるリグです。しかしながら756(初代)はノイジーなリグだとは思いつつも予備機として大切に使っていこうと思わせるリグだと再確認しました。
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ
○ IC-756PRO3
外観
PROⅡとの筐体の相違点ですが、ネームプレートが浮き上がり文字のプレートのものからシール状のものに変更され文字が平面になりました。
立ち上げ時のキャリブレーション画面も変更され、PROⅡに比べて淡白な印象を受けます。
14MHzだけしか受信していませんので、その感想です。
受信音
「特に受信性能の中でアイコムがこだわった耐受信歪み性能は、IC-7800からのテクノロジーを惜しみなく投入」という謳い文句だったので期待しておりましたが、内臓スピーカーで聞く限りではPROⅡや7400とさほど差がないように感じます。※詳しくはPART-2にて
パソコン用アンプ付スピーカー等に繋いで見ると変るかもしれないという期待を持っていますが、現時点では拍子抜けした感が否めません。
混信時やノイズレベルの信号を聞き取る時に違いがあるのだろうと期待するところです。
ミニスコープ他
その他に、ミニスコープについてはハムフェアの時に確認しておりましたが、実に使い勝手良く、また、2種類の時計表示が出来るようになりましたが、PROⅡのように1種類だけの表示も可能です。
スクリーンセイバーも付いたようですが、まだ機能を確認しておりません。
昨晩、PROⅢの受信音を聞いた時の感想です。
今週末にいろいろと、混信の激しい7MHzや、夜間の3.5MHz、最近のCONDXでは厳しいですが14,18MHzあたりでのEU方向のDX局などの受信音を7400と聞き比べて見ます。
PROⅡが現在修理中で直接比較が出来ないのが残念ですが、7400と比較した結果をまたレポートします。
PART-2
受信音その2
パソコン用アンプ付スピーカーに接続して聞いてみましたら違いがよく判りました。
ノイズレベルぎりぎりで7400では聞き取れていない局が浮かび上がって聞こえてきます。
ノイズレベル以上の信号ではさほど差を感じませんが、ノイズレベルぎりぎりの信号の時にその差が歴然としていることを実感できました。
どうもPROⅡでもそうでしたが、外部スピーカーは必需品のようです。
純正の外部スピーカーでなくとも、パソコン用のアンプ付スピーカーを背面のスピーカージャックに3.5φのステレオモノラル変換ジャックを介して接続すれば十分です。
ただ不満が残る点として、7400では高低音の調節ができますが、PROⅢはPROⅡと同様にその調整が出来無いことです。
また7400と比較して、スピーカーに接続するとノイズリダクションの効きがよく、耳障りな感じを受けることなく、ソフトな音となって聞こえてきます。
まだ送信が残っていますが、購入した甲斐があったなという思いがやっともてました。
最後にスクリーンセイバーについてですが、7800とは異なり、画面の背景は黒で、入力した自局コールサインが斜めに右回転で動きまわり上下左右のスクリーンエッジにぶつかると入射角とは線対称に反射する軌跡を描くというものでした。
PART-3
馴染局とのQSOをして最初に言われたことが、音質が良くなった、でした。
引き続いて口を揃えて、音域が広くなった、とレポートを送って下さりました。
特に50MHzでのローカル局にはPROⅡの時に比べて信号強度が格段に上がったといううれしいレポートも頂けました。
この50MHzの馴染局とのQSOでPROⅡとの受信能力の差がよく判りました。
PROⅡでは同じアンテナでローカル馴染局とのQSOでもプリアンプを2まで入れておかないとS9まで振ることはなかったのですが、PROⅢでは同じ局でプリアンプを入れる必要もなくS9までがんがん振るようになりました。
これまでの前2回では受信能力が上がったことをレポートしましたが、送信しながらの受信音を改めて耳を澄まして聞いていると、耳の疲れない音域の広い聞きやすい音であることがよく判りました。
送信も受信もPROⅡや7400に比べ向上していますし、IC-7800の技術を導入したという謳い文句通りの受信性能の向上が十分実感できる無線機です。
PART-4(NEW)
PROⅡと比較で変更点がいくつか詳細に判明しましたので、追加情報としてレポートします。
なお、個人的にPhone一辺倒のSSBの運用のみでCWについては興味が無く運用していませんので、CWでの状況は判りません。
NRの効きが良くなっています。以前のレポートで耳障りが良いと書きましたが、その理由はNRを効かせたときの復調音で耳にキンキンさせる高周波音がPROⅡよりかなり低減されいるからで、程よい低音の効いた心地よい音になっています。
オートチューナーの稼動状況が異なります。PROⅡではオートチューナーをONにしたとき、100KHzおきにチューナーのリレーの稼動する音が聞こえてくるのに対して、PROⅢでは全くこの音が聞こえずバンド全体でスムーズなチューニングをしています。
感度、忠実度、安定度が良くなっています。以前のレポートでノイズレベルぎりぎりの復調が良いと書きましたが、SN比が明らかに上がっています。ノイズレベルぎりぎりのRSレポートで31くらいの信号が浮き上がっているように復調され、会話も100%コピーできますし、特に少々のQSBでも8~90%は会話の内容がコピーできます。
50MHzでの感度が格段に上がっています。PROⅡでは同じアンテナでプリアンプ1での感度がPROⅢでのプリアンプなしの感度という感覚です。
最後に、PROⅢを使用しているとPROⅡでの運用に戻りたくないという感覚をしっかり持たせてくれるほどに向上していることがよく判ります
当サイトが役に立ったよ! という方はこちらへ!
毎週最新レビューを見落とさないためにこちらへ
CQオームはこちらへ