MUSENKI レビュアーズ倶楽部!
アマチュア無線・広帯域受信機の専門店CQオームの商品評価ブログです。各種無線機・受信機・関連商品のレビュー(評価・感想・使用感など)大集合。
○ FT-817ND ちきいくさん
2006年04月04日 (火) | 編集 |
主に受信専用で使っています(ちょっと、もったいないかも?)固定ではTS-50+AT-50でHFをモニターしていますので、モービル/ポータブル専用で使っています。

それにしてもこのサイズにHFから430までの送受信機能を詰め込んだ技術力は本当に凄いと思います。
逆にそのサイズがあだとなって、ツマミ類の使い勝手とLCDの見易さは今一歩になってしまっています。(もっとも私の指が太いだけかもしれませんが・・・)

電池も制限されますね。
FT-○90シリーズと同じくらい大きくてもよいので、単二クラスの電池が使えればよかったと思いました。
そのぐらい余裕があれば充電地も大きめのサイズが入ります。確かにポータブル時は他の外部電源(自作電池パック/鉛蓄電池等)を使えば自由に運用時間を延ばすことが出来ますが、やはり本体のみでの取り回しの良さは重視したいポイントです。(FT-897では、ちょっと大き過ぎるんですよね)

また、これも自作すれば済む事ですが、スピーカーマイクではない(オプションにもない)というのも、ちょっと不親切かな?と思うポイントでした。
肩に掛けたり、背中に背負ったりした場合、手に持っているマイクがスピーカーになっていれば、周囲の雑音の多いところでも耳に持っていくだけで楽なのですが・・・(素直にイヤホンにすればいいのですが)

車載用ブラケットがないのも???な点ですね。
現在は市販のプラスチックケースを改造して車に取り付けて、そこに放り込んでいます。

受信フィーリングですが、(当然アンテナしだいですが)HFはそれなりに良く聞こえます。
混変調も、私の比較対象がTS-50ですから特に悪いとも感じませんでした。
またV/UHFの受信が弱いという評判を聞いたことがありますが、私は特に感じませんでした。
モービル/ポータブルで使う分には必要十分な感度だと感じています。
こういった機種にも関わらずTSQ/DCSのサーチが簡単に出来る点も評価できるポイントでした。
受信音は好みの問題ですが、どのモードでも内蔵スピーカーでは少しコモリ気味な点が気になりました。
外部スピーカをつければ改善されます。

受信という観点から見ると、これでUHFエアーバンド(220〜400Mhz)が受信できたらHF/Low-VHF/VHFエアー/UHFエアーと完璧な軍用航空無線受信機(笑)になったと思いますが、欲張りすぎですね。

アマチュア運用は、どのリグにもいえることですが(QRPの817は特に)やはりアンテナしだいという感じでしょうか。
付属のホイップはV/UHFの受信用と思ったほうが良いようです。

メモリーはHF〜430Mhzまでカバーしている事を考えると少ない印象です。
せめて400ch、できれば1000chくらいあると良かったのですが・・・ちなみに最大8文字分のメモリータグ(ネーム)が付けられるのですが、取り扱い説明書P39には「○使用できる文字は、英数字(大文字/小文字)と記号です」と書いてありますが、いざ入力するとカタカナも選択できました。

ただ、これらの事もFT-817の良さを否定するものではありません。
こういった点を含めても大変素晴らしいリグだと(買って幸せになれたと)思います。


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